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キャベツから始まる可能性

2018年03月05日

馬渡さんからバトンを受け取ったながとも農家の永友飛鳥です。自分は「その人の生き様」について興味を持つ方なので、今回自分の事を記載させていただきます。

私は高校、専門学校と洋裁関連を専攻しアパレル関係で仕事をしていました。割愛しますが、色々あり帰郷。

省略しまして、後に主人に出会い、農家に嫁ぎます。
しかし農作業がどうも苦手だと判明。
野菜は好きですが、現場は趣味程度の規模では無いのです。農作業に喜びを感じられない反面、嫁いだ以上好きになりたいと、葛藤と孤独感の日々でした。
しかし苦しい状況でも助けてくれる人は必ずいるもので、婦人会や地区の行事などに参加したり、頭で考えるより行動に移し、地区の人たちの優しさのお陰でここで農業をして生きてみようと言う意識にいつのまにか変わっていきました。
そして「確実」や「絶対」がない自然との作業。
天候などで値段も上がったり下がったり。「農業はバクチだ」とよく言われます。

その為、いかにキャベツの付加価値をつけるか。
その可能性が「ひまわりキャベツ」だと農業者関連の奥様で立ち上げた「農奥」の一員として、染ケ岡のひまわりキャベツのイベント、講演会や料理教室等で普及活動をしています。
たまに何の為にある農業なのか考えるときりがないのですが、
子供達や消費者の方々が美味しく作物を食べている姿が1番嬉しく、この為に頑張っているのは確かです。
永友さんとこのキャベツがいい!高鍋町のキャベツがいい!!と言ってくれるようなキャベツ作りが出来るよう、夫婦頑張っていこうと思います。
キャベツから始まる可能性を広げてくれた加工品も大切に
今後も沢山広げていきたいと思っています。

次は「はなうた活版堂」の脇川さんにバトンタッチです。
読んでいただきありがとうございました。